石原内科クリニック

石原内科クリニック

内科、小児科、統合医療

TEL : 03-5423-5560

更新日 2008-10-21

メディカルカッピングに関するQ&A

01. カッピングができない病気や薬を教えて下さい。
      :アスピリンやワーファリンなどの抗凝固剤を飲んでいる方
       および現在抗がん剤の治療を受けている方はお受けになれません。
       白血病・肝硬変などで出血傾向のある方もお受けになれません。 
       また、妊娠中の方・高熱のある方も原則としてお受けになれません。

02. 治療は何回受ければ良いですか?
      :原則として3回が1クールです。その間隔は1〜2週間が望ましいです。
       その後は症状によって違いますが、具合が悪くなった時
       もしくは悪くならないように予防的に月に1回受ける事をお勧めします。

03. 針を刺す時痛みはどうですか?
      :細い特殊な針で浅く刺すので、「チクッ」とした痛み程度です。

04. 血を抜いても大丈夫ですか?また、量はどの位ですか?
      :抜ける血は多くても30cc位ですから、
       献血するよりもはるかに少ない量です。

05. 効果はどの位で分かりますか?
      :直後に良くなる症状もありますし、2〜4日後に良くなる症状もあります。
       早く良くなる時は症状が軽い場合です。

06 効果はどの位持続しますか?   
      :個人差があり症状によって違います。概ね、1回目の治療で1週間位です。
       治療を重ねるほど、効果は持続します。

07. カッピングの跡はどの位で消えますか?
      :個人差や場所により異なりますが、3〜7日です。
       具合の悪い場所ほど長く残り、色も赤黒くなり最後は黄色くなり消えます。

08. 当日はどんな服装で行けば良いですか?
      :施術着に着替えて頂きますので、脱着が簡単な服装でいらして下さい。
       また、時に血がにじむ事がありますので、汚れても良い下着を着て来て下さい。
       足の冷えやむくみのある方は足にもカッピングをする場合がありますので、
       ズボンを履いて来る事をお勧めします。

09. 治療当日の入浴や飲酒はどうですか?
      :入浴は結構ですが、飲酒は控えめにして下さい。

10. 副作用はありませんか?
      :副作用はありません。
       ただ、体が元気になる途中で好転反応が起きる事があります。
       具体的には、めまい・ふらつき・かゆみ・倦怠感・                
       一時的に痛みやかゆみが増強するなどです。
       この好転反応は通常ほぼ24時間以内に消失しますが、
       具合の悪い方は2〜3日ほど長引くこともあります。
       好転反応が消失した後は、次第に具合が良くなります。
       時に水泡ができる場合があります。この原因は組織液が過剰に
       溜まった状態のために起きますが、約1週間で水泡は治ります。

11. どんな症状の方に効きますか?:
       (1) 筋肉の痛み(肩こり、腰痛、肉離れ、ふくらはぎがつる)
       (2) 四十肩(五十肩)、
       (3) のぼせ(顔色が赤い)
       (4) 冷え性(手足の冷え、顔色が青白い)
       (5) むくみ(顔や足)
       (6) 頭痛(筋緊張性頭痛:肩こりや首のこりによる頭痛)
       (7) 円形脱毛
       (8) 多汗症(特に上半身や手のひらに汗をかきやすい人、
                     手のひらに水泡ができて治りにくい人)
       (9) 生理痛がつらい
       (10) 目の奥が痛む、目が疲れやすい
       (11) 頭がボーとしてすっきりしない
       (12) 赤い湿疹

12. 針は滅菌されてますか?
      :デイスポーザブルの針を一人一回の使用で破棄しますので、
       感染症のご心配はありません。

13.年齢とともに、体温が下がるのは仕方ないと思いますが?
      :赤ちゃんの体温は概ね37度ですが、年齢と共に体温は下がります。
       それが老化現象です。
       代謝が下がると体温も下がります。体温が下がると益々代謝も下がります。
       ですから、年だから仕方ないと思わず積極的に体温を上げる対策を
       実行する事が大事です。
       その悪循環を止めるのが抗老化対策です。

14.抗老化対策とはどんな事ですか?
      :先ずは体温を上げる事です。そのために第一に食事療法です。
       身体を冷やす食品を避け、温める食品を多く摂取する事です。
       また、カロリーを摂り過ぎると、コレステロールや糖分が増え動脈硬化が起き
       高血圧などの生活習慣病になりやすくなって老化現象が進みます。
       第二に適度な運動です。人の体力には限界があります。
       ですから運動をしすぎると返って体力を使いすぎ体温が低下しますので、
       適度な運動量にしてください。
       カッピングは血流を良くし体温を適度に上げますので、抗老化対策の一つです。

15.冷えのぼせとは?
      :ストレスにより自律神経が乱れると上半身の体温は上がりますが
       下半身や手の体温は下がります。それが冷えのぼせです。
       その治療として自律神経と血流の調整が大事です。
       メディカルカッピングは自律神経の調整と血流の分布を改善します。

16.のぼせを見極める方法は?
      :後頭部の毛の生え際の皮膚が赤くなっている方や
       顔色が赤くむくんでいる人はのぼせがあります。
       のぼせがあると頭がボーとしたり、目が疲れやすくなります。
       さらに集中力や記憶力の低下も出現します。

17.むくみの原因は何ですか?カッピングは効果がありますか?
      :腎臓病や心臓病がないのにむくむのは、組織液が過剰に溜まっているからです。
       組織液とは、細胞と細胞の間に存在し、栄養素・老廃物・酸素・
       二酸化炭素などを含み、毛細血管から血管の外に出る血液成分の一部です。
       本来は組織液の90%は毛細血管に戻り、10%はリンパ管に移行しますが、
       毛細血管の血流が悪いと組織液は細胞と細胞の間に停留し、
       むくみの原因となります。
       ですから、カッピングをする事で毛細血管の血流が良くなり、
       組織液が血管に戻りやすくなるためにむくみが解消する訳です。

18.生理痛は何回カッピングをしたら良くなりますか?
      :個人差がありますが、3回から5回位で良くなります。
       良くなった後は、生理の予定日の7〜10日前にカッピングをお受けになると
       生理痛は軽くなります。
       もし、カッピングで良くならない場合は婦人科の診察をお勧めします。

19.円形脱毛はどの位の期間で良くなりますか?
      :円形脱毛の原因や大きさにもよりますが、2〜3ヶ月でほぼ良くなります。
       概ね、自然治癒する期間の半分以下です。

20.手のひらに水泡ができてかゆみがあり、治ったり再発を繰り返しますが治りますか?
      :手のひらの皮膚の血行が悪くアトピー性皮膚炎の方がなりやすい病気です。
       多くの方はカッピングで3回目位から徐々に良くなります。
       治りが悪い場合は投薬を併用する事もあります。

21.肌のトラブルには効果が期待できますか?
      :健康な人は皮膚の毛細血管の血流が良いために正常な皮膚ですが、
       ストレス、アトピー性皮膚炎、食生活、睡眠不足などにより血流が悪くなると
       肌のトラブルが起きます。
       メディカルカッピングにより毛細血管の血流が良くなり
       皮膚の細胞の活性が上がるため、肌が綺麗になる効果があります。
       また、のぼせが原因の顔や背中の赤い湿疹は血流が停滞する事が原因ですから、
       メディカルカッピングにより血流が良くなると赤みは減ります。
       メディカルカッピングだけで良くなる方もいますが、
       原因の治療を併用する事で効果が上がります。

22.自分でするカッピングセットを持ってますが、どこにカップをつければ良いですか?
      :当院でカップを付ける場所は、筋肉のこりの部分だけでなく
       経絡に沿って付けるのでその跡に付けて下さい。むやみに多くの場所につけても
       効果が増すわけではありません。
       また、吸引する時間が長いと時に水泡ができますので、
       吸引する時間は10分以内にして下さい。

23.肥満の原因は何ですか?
      :肥満の原因は体脂肪が増えるためです。
       体脂肪とは脂肪組織の総称で脂肪細胞からなってます。
       脂肪細胞は大きくなったり小さくなったりするため、
       脂肪細胞が大きくなると体脂肪が増え肥満になります。
       脂肪細胞が大きくなる原因は主に中性脂肪と水分の摂りすぎです。
       中性脂肪が増える主な原因は糖分の摂りすぎとアルコールの飲みすぎですから、
       それらを控えると脂肪細胞が小さくなります。
       カッピングにより血流が良くなり代謝が上がるため体脂肪が減ります。

24.体脂肪率が多いのですが、どうしたら減りますか?
      :体脂肪計は体内の電気抵抗を測る機械です。
       体脂肪率が多いと電気抵抗体が増えます。
       電気抵抗は水分が多いと高くなりますから、
       体内の水分量が減れば体脂肪率も減ります。
       ですから、体脂肪を減らすためには先ず水分のとり過ぎに注意しましょう。
       そして、糖分やアルコールも減らしましょう。
       メディカルカッピングにより細胞間質の水分が減れば体脂肪率も減ります。

25.関節の痛みには効きますか?
      :痛みの原因が骨の場合は効きませんが、
       筋肉や腱の場合には効果が期待できます。
       メディカルカッピングにより傷ついた筋肉や腱周辺の血流が良くなるため
       傷の回復が促進され早く良くなります。